(参考資料)日航123便考察 視聴者様作成モデル図を使用した機内気圧変化のシミュレーション


*本シミュレーションはcooyou.orgのYouTube動画内容を補足する参考資料として作成したものです。


モデル図 視聴者様作成モデル図とほぼ同じ図をcooyou.orgが作成したもの


アニメーション


グラフ 横軸が異なる3つ




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グラフ右上の「垂直尾翼付け根」および「APU防火壁」右横にXXXXsecという秒数が表示されていれば、その時点で全壊し脱落したと見なされます
APU防火壁は0.825秒後に脱落し、垂直尾翼は脱落しない、という結果でした。
垂直尾翼は約2秒後に最大差圧約3.5psiとなりました。
垂直尾翼、APU防火壁以外での機外への空気流出はないものとしてシミュレーションしてます。プレッシャリリーフドアも無効としてます。

オレンジ(客室前部)、青色(客室後部)、赤色(圧力隔壁)のグラフの線が与圧領域の気圧です。これらの線のうちどの線を評価対象にするかによりますが、客室高度警報、酸素マスクのラインを下回ると、警報が鳴る、マスクが落ちる、という現象が起きます
約6秒で警報が鳴り、約10秒で酸素マスクが落ちる、という結果となりました。
客室は25秒程度で外気圧近くまで下がりました。

モデル図は、航空機の中心面での断面図のような図形となってますが、2次元図形のため、3次元と見なす場合は、本シミュレーションでは全ての部分で奥行き一定とみなします。
つまり、2次元図を押し出した形をイメージしてください。
例えば、本来、垂直尾翼の厚みは薄い筈ですが、客室と同等の厚みとして評価されます。
モデル図はあくまで視聴者様ご要望を忠実に再現したものですので、cooyou.orgが正しいとみなしたものではありませんのでご注意ください。

噴流の勢いをもっと強めに評価したい場合には、時間軸を全体的に0.5倍するなどして時間を短くみなして下さい。

圧力隔壁開口部からの流出量や流出速度は未計測ですが、必要でしたら、ピクセルの濃さが気圧を表わしますので、与圧領域全体の合計ピクセル値の変化から算出してください。
温度変化は未計測です。

本シミュレーションはcooyou.org独自のアルゴリズムによるものですが、cooyou.orgのYouTube動画でのシミュレーションと同等のレギュレーションで実行されてます。


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