日航123便解析 B737とB747で比較する圧力隔壁開口による風のシミュレーション




日航123便での減圧スピードは、開口面積、客室高度警報の鳴り出し時刻、酸素マスク落下+プリレコーデットアナウンス再生時刻などから決まってきます。
初期値は基準ケースの設定です。計算式は事故調とは異なります。

日航123便解説書に掲載されているB737-3H4の開口面積は0.135m2ですが、
厳密な値はこちらの考察
での値を初期値としてます。
参考:サウスウエスト2294便の事故調査報告書
概要にapproximate 18-inch by 12-inch flap in the skin that depressurized と記載はありますが、計算しますと0.139m2となるのですが、これは概算の説明であって、
正確には、Damage to Aircraftの章に、measured about 17.4 inches longitudinally and between 11.5 and 8.6 inchesと記載されてますから、この数字で考えた0.0965m2から0.1291m2のほうがいいでしょう。
また、これは実測サイズですので、前述リンク先考察の通り日航123便の開口理論値1.8m2と公平に比べるために、0.0965m2と0.1291m2の平均値に縮流係数0.7を掛けた値を初期値としてます。解説書では日航123便開口理論値の1.8m2と比較してます。

機体体積や断面積のパラメータは機体ごとに異なりますが、計算処理自体は同じ処理を通過させてますので、事故調シミュレーションと計算式が多少違っていても2つの機体において処理の誤差は同じ公平な条件です。
本シミュレーションの結論としましては、機体の大きさの違いを考慮したとしても、サウスウエスト2294便の場合は開口が小さいので風が弱かったということです。
また、123便の乗客が強い風を感じていないのは不自然であり、解説書では合理的説明ができていません。隔壁説は間違いの可能性が高いという結論です。


A300とB747の比較はこちら
日航123便最強真相考察はこちら

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